![]() | 村上 憲郎 |
所属
大阪市立大学大学院都市経営研究科・都市ビジネスコース教授
職場住所
(大学本部)
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
(梅田サテライト)
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600大阪駅前第2ビル6F
担当科目
大学院都市経営研究科「AI・エネルギー新産業論」「データマイニング」、および「ワークショップ」「課題演習」「研究指導(論文指導)」などの演習系科目。
担当分野
AIとエネルギーの新産業論。
略歴
昭和40年4月 京都大学工学部資源工学科入学
昭和45年3月 京都大学工学部資源工学科卒業
昭和45年4月 日立電子株式会社情報システム部SE技師
昭和53年7月 日本DEC株式会社テクニカルOEM部ユニットマネジャー
昭和61年6月 DEC米国本社人工知能技術センターマーケティングマネジャー
平成3年9月 日本DEC株式会社取締役マーケティング本部長
平成6年9月 インフォミックス米国本社副社長兼インフォミックス日本法人代表取締役社長
平成9年8月 ノーザンテレコム日本法人代表取締役社長
平成12年4月 ノーテルネットワークス日本法人代表取締役社長
平成14年9月 ドーセント日本法人代表取締役社長
平成15年4月 グーグル米国本社副社長兼日本法人代表取締役社長
平成21年1月 グーグル日本法人名誉会長
平成21年4月 京都大学大学院 情報学研究科 非常勤講師
平成22年4月 (福島県立)会津大学 参与
平成24年4月 国際大学GLOCOM 主幹研究員・教授
平成25年4月 慶応義塾大学大学院 システムデザインマネジメント研究科 特別招聘教授
平成26年4月 東京工業大学 学長アドバイザリーボード委員
平成26年4月 大阪工業大学 客員教授
平成26年12月 株式会社エナリス代表取締役社長
平成28年11月 株式会社エナリス代表取締役会長
平成30年4月 大阪市立大学大学院都市経営研究科都市経営専攻教授(修士課程)
社会活動
実務の経験を有する者についての特記事項
昭和45年4月 日立電子株式会社のミニコンピュータHITAC10のシステムエンジニアとしてキャリアをスタートした。科学実験データ解析システムや制御システムの開発に携わり、自然界のアナログデータの取り込み(AD変換)と高速フーリエ変換(FFT)を中心とした信号処理やその処理結果に基づく制御信号としての自然界へのアナログデータの出力(DA変換)等のソフトウエア・ハードウエアの設計・開発に従事した。
昭和53年 日立電子のミニコンからの撤退に伴いDigital Equipment Corporation(DEC)Japanに転籍。当時日本の情報技術分野における中心的プロジェクトであった通商産業省の第五世代コンピュータプロジェクトの同社担当を務める中で、人工知能(AI)分野の研究をおこない、知見を修得した。
昭和61年 米国マサチューセッツ州の DEC 米国本社人工知能技術センターに5年間勤務した。当時DECは国の支援のもと、米国では最先端の人工知能研究に従事していたので、日本人としてその人工知能研究に関わる機会に恵まれた。
平成3年 日本DECに帰任後は、日本法人の取締役マーケティング本部長を務めた。
平成9年 1997年から1999年の間は、電気通信装置製造の多国籍企業であるNorthern Telecom Japanの社長兼最高経営責任者を務め、Northern Telecomに買収された Bay Networks の子会社である Bay Networks Japanとの合併を成功に導いた。(平成11年まで)
平成11年 企業が改名されたので、後にNortel Networks Japanと改名された同社において、2001年中旬まで社長兼最高経営責任として運営にあたった。(平成13年まで)
平成13年 Docent の日本法人であるDocent Japan を設立し、同社の社長として、日本におけるe−ラーニング業界を主導した。
平成15年4月 2003年4月、Google 米国本社 副社長兼 Google Japan 代表取締役社長として Google に入社以来、人工知能研究も担当する。日本における Google の全業務の最高責任者を務めて来た。
平成21年1月 2009年1月名誉会長に就任。
平成23年1月 2011年1月1日付けでGoogleを退任し、村上憲郎事務所を開設した。
業績
(1)『知識ベースシステム:入門やさしい人工知能』(単著)、昭和60年6月、インフォメーションサイエンス社、118頁。
(2)「SNSとIoT(lntemet of Things)が切り拓く、ビッグデータ2.0の世界」(単著)、平成25年5月、『情報管理』、56(2)、国立研究開発法人 科学技術振興機構、71〜77頁。
(3)「A Crystal Ball view of Smart Tv for 2013 and beyond」(単著)、平成24年12月、『International Display Workshops Proceedings』、および『Journal of Liquid Crystals Today』Volume 22, 2013 - Issue 1
(4)「計算機械にとって言語とは何か」(単著)、平成26年10月、情報・システム研究機構。
(5)『智場#117 スマート社会/情報社会研究の新地平』(共著)、平成24年3月、国際大学GLOCOM、朝日新聞出版、159頁。
(6)『スマート日本宣言経済復興のためのエネルギー政策』(共著)、平成23年8月、アスキー選書、192頁。
(7)『再生可能エネルギーがひらく未来』(共著)、平成25年9月、岩波書店、72頁。
(8)『3・11後 日本経済はこうなる!』(共著)、平成23年6月、朝日新書、208頁。
(9)『村上式シンプル英語勉強法−厳しい時代を生き抜く14の原理原則』(単著)、平成20年8月、ダイヤモンド社、149頁。
(10)『村上式シンプル仕事術−使える英語を、本気で身につける』(単著)、平成21年10月、ダイヤモンド社、205頁。
(11)「人工知能にとって美とは何か」(対談)、平成27年10月、『UBIC(ウェブマガジン)』。
(その他)
(12)「スマートグリッドが創るネットの新地平 日本のIT産業よ 感度を磨け」(単著)、平成23年8月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(1)」。
(13)「「スマートTV」を目指して跳べ−日本のコンテンツ産業の未来」」(単著)、平成23年9月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(2)」。
(14)「電子書籍は「紙の本の電子読み」を超える、情報の「連係」でメディアは激変する」(単著)、平成23年9月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(3)」。
(15)「「ナチュラルコンピューティング」の新世紀に挑め」(単著)、平成23年9月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(4)」。
(16)「「新しいことは原則許可」がいい!俊敏さと勇気に満ちた社会に」(単著)、平成23年9月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(5)」
(17)「グーグルの検索・翻訳を可能にした「力技」−進化する人工知能(上)」(単著)、平成23年10月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(6)」
(18)「「普通の人の愚かさ」はAIよりずっと賢い!?−進化する人工知能(中)」(単著)、平成23年10月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(7)」
(19)「AI型コンピューターはいつの日か登場する−進化する人工知能(下)」(単著)、平成23年10月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(8)」
(20)「「私」は「司令塔」でなく「観察者」、AI構築の仮説 進化する人工知能(番外編)」(単著)、平成23年10月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(9)」
(21)「ジョブズもゲイツも「ウィンドウ」をまねた? DECをめぐる伝説と夢物語(上)」(単著)、平成23年10月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(10)」
(22)「「UNIXはガマの油」 自社OS技術に自信 DECをめぐる伝説と夢物語(中)」(単著)、平成23年11月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(11)」
(23)「PCやMacの将来性を見抜けなかった誤算 DECをめぐる伝説と夢物語(下)」(単著)、平成23年11月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(12)」
(24)「戦闘ロボットはアフガン戦争の夢を見るか? DECを巡る伝説と夢物語(番外編)」(単著)、平成23年11月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(13)」
(25)「動き始めたスマートTV大戦争 生き残り賭ける「プラットフォーム」と「コンテンツ」」(単著)、平成23年11月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(14)」
(26)「カギ握るコンテンツの「断片供給」と「小口課金」 スマートTV大戦争(続編)(単著)、平成23年12月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(15)」
(27)「「スマート家電」の時代がやってくる 試される日本企業の潜在力」(単著)、平成23年12月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(16)」
(28)「目指すは「スマート」なニッポン 車、人工知能、電力、電子書籍…世界に先行せよ」(単著)、平成23年12月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(17)」
(29)「若者のエネルギーこそ日本の希望、「大人のチェック」は最小限に」(単著)、平成24年1月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(18)」
(30)「日本の若き技術者たちよ、テレビを面白くせよ」(単著)、平成24年1月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(19)」
(31)「姿を現した「スマート・アプライアンス」、日本家電に危機感はあるか」(単著)、平成24年1月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(20)」
(32)「アップルの電子教科書が口火切る、「コンテンツ大競争」の号砲」(単著)、平成24年1月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(21)」
(33)「テレビ復権への処方箋、コンテンツとアプリで革新起こせ」(単著)、平成24年1月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(22)」
(34)「ネットがこの国の電力の未来を決める、動き出したスマートグリッド」(単著)、平成24年2月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(23)」
(35)「通信会社が「電力会社」になる日 スマートグリッドが生む競争図」(単著)、平成24年2月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(24)」
(36)「夏の電力不足回避へ、カギ握る事業者「節電アグリゲータ」の育成」(単著)、平成24年2月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(25)」
(37)「スマートTVアプリの理想型は「池上彰氏」や「小森のおばちゃま」」(単著)、平成24年2月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(26)」
(38)「視聴者は「わがまま」、スマートTV時代 アプリが縦横無尽な視聴を支える」(単著)、平成24年3月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(27)」
(39)「「興奮の坩堝」50年前の映画館を再現できるか 次世代TVアプリの挑戦」(単著)、平成24年3月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(28)」
(40)「電力不足は「複合機」が救う、日本で普及するスマートメーターの条件」(単著)、平成24年3月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(29)」
(41)「「スマハ」「スマビ」時代到来、国際競争にらんだ法制度の整備を」(単著)、平成24年3月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(30)」
(42)「「時代遅れ」の東電スマートメーター仕様、新たな電力システム構築に壁」(単著)、平成24年4月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(31)」
(43)「動き始めた「需要サイド」からの電力改革、節電促す新システムに期待」(単著)、平成24年4月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(32)」
(44)「電力改革、野田政権に「覚悟」と「責任感」はあるか」(単著)、平成24年4月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(33)」
(45)「電力システムを「もう1つのガラパゴス」にしてはならない」(単著)、平成24年4月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(34)」
(46)「電力不足は「DR」で解消できる、奇妙な政府・関電の"試算"」(単著)、平成24年5月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(35)」
(47)「スマートTVで繁栄 「国際標準」はいらない」(単著)、平成24年5月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(36)」
(48)「「危機」を「好機」に、経済合理性の高い電力システムを目指せ」(単著)、平成24年5月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(37)」
(49)「「世界を変える先端エネルギー」で復権めざす米国」(単著)、平成24年5月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(38)」
(50)「ビッグデータは「2.0」時代へ 情報が価値を創る」(単著)、平成24年6月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(39)」
(51)「「日本の一番長い夏」が来る、世界の範たる電力改革を」(単著)、平成24年6月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(40)」
(52)「コンピューターは人間に近づいた?「猫」を認識する技術の本質」(単著)、平成24年7月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(41)」
(53)「ビッグデータは「宝の山」、機械学習で鉱脈を探せ」(単著)、平成24年7月、日経電子版「村上憲郎のグローバル羅針盤(42)」
(学会発表)
「計算機械にとって言語とは何か」、平成27年10月、組織学会2015年度年次大会。